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横軸から判断できるトレンド終焉の予兆とは
投稿日 2020年12月19日 21:09:55 (Midas FX)
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メッシです。
トレードするにあたり、トレンドフォローを狙っている方、トレンド転換を狙っている方など様々いると思います。
その際、トレンドが終焉するのか、それとも継続するのか、こういった判断をするために何かしらチャートから情報を拾っていると思いますが、どのような情報でトレンドの終焉の判断をしているでしょうか?
今回、コミュニティメンバーから質問をもらった内容が、トレンドの終焉を判断するうえでの目安の一つになりますので、取り上げたいと思います。
※トレンドの終焉の判断の仕方は人によって違うので、今回の内容が全ての人に当てはまる正解というわけではありません。
質問内容に関して
もらった質問の場面がこちら。
MA反発からの転換場面のことですが、転換場面が近づくにつれてMA反発がタイトになっているパターンが多い気がします。
過去のチャート場面を見ても同じような場面が多いと思いました
今はチャート監視をMA反発がタイトになっている場面に集中し、ポジションを待ち構えています。
トレード時間の制限のある生活環境での苦肉の目線ですが、MA転換場面ではMA反発はタイトになりやすいのでしょうか。
ご指導いただけますと幸いです。
Oさんありがとうございます。
トレンドが終焉するのか?の判断材料は色々ありますが、今回のOさんの注目されているところは、一つの判断目安の材料になります。
今回はこのポイントに関して解説していきますね。
縦軸や横軸でのトレンドの終焉の判断の仕方
今回の質問の内容である「転換場面が近づくにつれてMA反発がタイトになる」というのは、横軸での判断目安になります。
今回、この横軸での判断目安に関して解説していきますが、トレンドの終焉を見るうえでの判断は、その他にも縦軸での視点もありますので、縦軸に関しても触れていきますね。
まずは縦軸から。
縦軸でのトレンド継続や終焉の判断について
縦軸は価格の判断です。
トレンドの終焉を見るうえでは、新値更新力がどうなのか?がポイントになります。
※アップトレンドであれば直近高値をどのくらい更新したか、ダウントレンドであれば直近安値をどのくらい更新したかです。
チャートでサンプルを見てみましょう。
トレンドが終焉する直前(トレンドの終焉)では、新値更新力が弱くなっているのを確認できますよね。
トレンド発生時と比較すると新値更新力が弱くなっており、新値更新をわずかにしか更新できていない状況を見て取れます。
※新値更新していても、ひげだけの更新であり、ローソク足実体ベースで新値更新できない
こういったようにトレンドの終焉になると新値更新力が弱くなり、新値更新してもわずかだけ、もしくは新値更新できない傾向にあります。
縦軸でのトレンド継続や終焉の判断に関しては、他にも判断目安がありますが、今回は質問頂いた横軸の内容がメインになるので割愛します。
横軸でのトレンド継続や終焉の判断について
続いて横軸。
頂いた質問の「MA反発がタイトになってくる」をチャートで見ていきましょう。
トレンドの終焉に近づくにつれ、MA反発(①~⑥)の間隔が段々とタイトになってきているのがわかるでしょうか?
こういったようにトレンド転換が起こる直前(トレンドの終焉)では、間隔が狭くなってきており、反発の勢いが無くなる傾向にあります。
※身近な例で例えると、ボールを地面に落とし、地面から跳ね返ってくる力が無くなるのと同じですね。
それから、MA反発の間隔がタイトになってくるということは、MAとローソク足の間のスペースも小さくなります。
グレーで色付けしたところ(①~⑤)を比較してみると、段々とMAとローソク足の間の面積が小さくなってきているのが分かりますよね。
まとめ
今回は、トレンドの終焉の判断目安として、縦軸と横軸での判断材料を一例としてご紹介しました。
縦軸であれば、トレンドの終焉になると新値更新力が弱くなり、新値更新してもわずかだけ、もしくは新値更新できない傾向にある。
横軸であれば、トレンドの終焉になるとMA反発の間隔がタイトになるとともに、MAとローソク足の間のスペースも小さくなる傾向にある。
※これらはあくまで目安なので、必ずそうなるということではありません。
上記の状況をチャートから判断できたのであれば、こういった判断ができるかと思います。
・トレンドフォローでポジションを持っている場合は利確の準備をする
・トレンドフォローでポジションを持とうとしている場合は、ポジションを持つのを控える
・トレンド転換でポジションを持とうとしている場合は、エントリーチャンスが来そうなので、ポジションを持つ準備をしておく
トレンドの終焉を判断する目安の材料として、今回の内容を参考にしてもらえればと思います。
Source: Midas FX
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