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FXでのダイバージェンスの正しい使い方
投稿日 2020年6月25日 18:11:02 (スキャルピングFX大辞典)
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・ダイバージェンスと相性の良いオシレーターを知りたい方
・ダイバージェンスを使ったFXをしたい方
本記事のテーマ
FXでのダイバージェンスの正しい使い方
<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届けします>
FXではトレンドの流れが変わるサインを捉える方法はいくつかありますが、その中の1つとしてダイバージェンスがあります。
しかし「ダイバージェンスがわからない」「聞いたことがあるけど使ったことはない」という人も多いと言えるでしょう。
そこで今回はダイバージェンスを使った取引ができるように「ダイバージェンスの基礎知識」「エントリーポイントの探し方」について詳しく解説していきます。
ダイバージェンスとは?
ダイバージェンスとはローソク足とオシレーター(RSIなど)の動きが逆になったことでトレンドの弱まりと判断するテクニカル分析です。
<ダイバージェンスの例>
ダイバージェンスの良いところ
・移動平均線などに比べてサインの出現が早い(先行指標)

トレンドが発生した直後にエントリーできる手法だから成功した際のリターンが大きいし、損切りの決断もしやすいよ!
ダイバージェンスはオシレーターの動きに合わせてエントリーする手法ですが、オシレーターはトレンドが発生している最中なので順張りとなります。しかしローソク足は逆のトレンドが反転したあとのタイミングになるので、最小限のリスクで利益を狙うことができます。
ローソク足とオシレーターを合わせてダイバージェンス発生を判断するのが基本的なやり方ですが、その他のテクニカル分析と合わせて活用するとより高い精度で値動きを予測できると言えます。

ダイバージェンスが発生するタイミングはトレンドが終了する間際
買いのチャンスとなる強気のダイバージェンス
強気のダイバージェンスはローソク足が下がっているのに対してオシレーターは上がっている状態を指します。
<強気のダイバージェンス>
今後は上昇トレンドになることが予想されるので買いのチャンスとなります。
売りのチャンスとなる弱気のダイバージェンス
弱気のダイバージェンスはローソク足が上がっているのに対してオシレーターは下がっている状態を指します。
<弱気のダイバージェンス>
今後は下降トレンドになることが予想されるので売りのチャンスとなります。
ダイバージェンスに適しているオシレーター
ダイバージェンスを判断するためにはオシレーターを使用しますが、オシレーターであればどれでも良いというわけではありません。
おすすめのオシレーター

優位性はないから使いやすいオシレーターと組み合わせよう!
オシレーターはどれも「売られ過ぎ」「買われ過ぎ」を表すインジケーターなので、どのオシレーターでもダイバージェンスの発生を捉えることができると言えます。ただオシレーターの中でもそれぞれに特徴があるため、できるだけダイバージェンスとの相性が良いオシレーターを選ぶことをお勧めします。
多くのオシレーターは天井圏や底値圏に達すると横ばいに推移するだけになってしまい、参考にならない可能性があるので、大きな取引をする前にいくつかのオシレーターを試してみましょう。
オシレーターについては下記の記事で詳しく紹介しています。
ダイバージェンス時のエントリーポイント
①ローソク足とオシレーターが逆のトレンドを形成した後
ローソク足とオシレーターが逆のトレンドを形成した後がエントリーのチャンスとなります。

ローソク足でトレンドが転換したと思われる位置でエントリーすれば逆行した時の損失も抑えられるよ!
上記のチャートではローソク足は上昇トレンドなのに対して、オシレーター(RSI)は下降トレンドを形成しています。その後、チャートが大きく下降していることがわかります。
②pinバーが発生した時
pinバーとはヒゲの長いローソク足のことで、ダイバージェンスと同様に出現する時は流れが反転するサインと見ることができます。

pinバーとダイバージェンスが合わされば2つの根拠が生まれるから勝率が高くなる可能性があるね!
上記のチャートは弱気のダイバージェンスで、ローソク足が上がるのに対しオシレーターは下がっています。pinバーが出た直後のタイミングでエントリーすれば2つの根拠が重なり大きな利益を得られる確率が高くなります。
ダイバージェンスは有効な手法ではありますが、偽のサインが多く現れます。ダイバージェンスが発生したと思っても、ほんの一瞬逆転現象が発生しただけであることが少なくありません。そのため何かしらのテクニカル分析と合わせてダイバージェンスを見抜くことも1つの手段と言えるでしょう。
③トレンド系インジケーターとの組み合わせ
ダイバージェンスではオシレーターとトレンド系インジケーターを合わせる方法も有効です。下記の図はダイバージェンスの発生確認後に「移動平均線のサイン」が確認できたタイミングでのエントリーポイントです。

トレンド系インジケーターの中では移動平均線が使いやすい
オシレーターでダイバージェンスを確認後、移動平均線で押し目買い(戻り売り)を行う形なので、逆張りではなく順張りタイプの手法となっています。
ダイバージェンス発生後、すぐにトレードするのではなく一度見送り、戻り売りできるところまで待つため利益は少なくなりますが、よりリスクを抑えられるエントリーポイントだと言えます。
ダイバージェンスで取引する時の注意点
ダイバージェンスはトレンドの弱まりを伝えるもの
ダイバージェンスはトレンドの転換ではなく、トレンドの弱まりを判断するテクニカル分析です。

「そろそろトレンドが終わりそうだな」ぐらいに思っていたほうが良いかもしれないね…
ダイバージェンスはあくまでトレンドが終わる目安でしかないので、発生したからといって安易に大きな取引をしないように注意しましょう。
他のテクニカル分析と組み合わせたほうが良い
ダイバージェンスだけでは根拠が少なすぎるので、他のテクニカル分析と組み合わせて予測の精度を高めたほうが良いです。

たしかにトレンド弱まっているだけだとエントリーしにくいよね…
またダイバージェンスはトレンドの最後の方にしか現れないので、エントリーポイントだけではなく事前に起きているトレンドについても理解しておく必要があります。
Source: スキャルピングFX大辞典
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