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スキャルピングが禁止される理由<スキャルOKなFX会社紹介>
投稿日 2020年3月6日 16:50:49 (スキャルピングFX大辞典)
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・スキャルピングでの取引がメインなる方
・国内FX会社でスキャルピングをするかどうか迷っている方
本記事のテーマ
スキャルを禁止にする理由と可能な会社
<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届けします>
FXで取引する上でスキャルピングは有効な手法の1つです。数秒から数分で1回の取引を終了させることができるため、限られた時間の中で取引している人にも価値の高い手法と言えるでしょう。
しかし国内FXではスキャルピングを禁止しているFX会社があります。今回は国内FX会社がスキャルピングを禁止にしている理由について詳しく解説していきます。
「国内FXでもスキャルピングが可能なFX会社」「海外FXでスキャルピングに適したFX会社」これらについても紹介します。
国内FX会社がスキャルを禁止にする2つの理由
国内FX会社がスキャルピングを禁止する理由は、顧客にスキャルピングをされることによってFX会社の金銭的な負担が増えたりやサービスが低下したりする可能性があるからです。
それらの主な2つの理由をご紹介します。
理由①カバー取引ができなくなる
FX会社は個人の顧客から注文が入った際に瞬時にインターバンク市場へ同様の注文を出しています。
個人から買い注文が入ればFX業者は個人には売り(①)市場から買い(②)という取引をしています。この仲介方法をDD(Dealing Desk)方式注文と言います。(別名カバー取引)
DD注文の流れ(買いの場合)
②FX会社(買い)→市場(売り)
スキャルピングは取引頻度が高く、決済までの時間も短いのでFX会社側で注文を処理し切れない可能性があるために、スキャルピングを受け入れるとFX会社のリスクになってしまいます。
仲介取引ができなかった時にFX会社はすべての損益を負担しなければなりません。個人が1回のスキャルピングで10万円利益を上げた場合、FX会社の損失は同額のマイナス10万円となります。DD注文を行っているFX会社からするとスキャルピングで取引されることは大きな損害を出す可能性があるので、禁止にするしかないとも言えるでしょう。

処理できない注文は会社のリスクになるからスキャルはNG
DD方式では顧客からの注文を市場に通さずに、顧客同士の注文で相殺(マージ)したりスプレッド調整することで利益を生み出しています。
国内FX特有のこの仕組みや背景について気になる方は下記のページをご覧ください。
理由②サーバーに負荷が掛かる
スキャルピングは短期間で多くの取引をするので、サーバーへの負担が通常の取引よりも大きくなります。一つ一つの負荷は小さくても注文数が増えると大きな負荷となってしまうのです。
サーバーへの負担が増加すれば約定率が下がり、多くのトレーダーが被害を受けることになります。
FX会社としてはストレスなく取引をできるようにすることも重要なサービスとなりますので、サービスを低下させないためにもスキャルピングは避けたい手法であることは間違いありません。

「仲介できないリスク」と「サーバー負荷」を負うスキャルピングは国内FX会社にとっては迷惑なトレード手法
スキャルが原因で口座凍結された場合の対応方法
慌てず騒がず速やかに「出金」を
スキャルピングをNGとするFX会社でスキャルをすると突然、口座を凍結されてしまうことがあります。スキャルピングが原因で口座が凍結してしまった場合、解除されることはほとんどありません。
国内FX会社のほとんどは一定期限以内に出金するように指示をしてきます。期限内に出金できなかった場合でも強制出金となり、お金が戻ってこないということはほぼ無いようです。
ただし規約違反での口座凍結ですので、トラブルを避けるためにもできるだけ早く出金しましょう。また新規の注文はできませんが、取引中であれば決済のタイミングを自由に決めることができます。
早めに決済をして口座内のお金を全て出金するようにしましょう。

口座凍結後はもちろん新規の入金も口座開設もできない
スキャルを禁止していない国内FX会社の紹介
国内FXでもスキャルピングを行っても問題ない「スキャル公認」のFX会社がいくつかあります。
他にもスキャルピングが可能な国内FX会社はありますが、代表的な2つをご紹介します。ドル円のスプレッドは0.2~0.3銭、約定率は99.9%以上とサービスも充実していて私も利用しています。
JFX
LION FX(ヒロセ通商)
国内FXでスキャルピングを行う場合は、事前に規約違反をしていないかを必ず確認して取引を開始するようにしましょう。一度、違反認定をされてしまうとそのFX会社を再度利用する方法はありません。
海外FXではスキャルOKの理由
海外FX会社は国内のFX会社とはそもそもの仕組みが違うためスキャルピングがOKとなっています。
海外FX会社のほとんどがNDD(No Dealing Desk)方式という方法を採用しており、カバー取引を行っていません。NDD方式では、個人からの注文に対して人や機械の調整を挟まずに、注文を直接インターバンクに流す方式となります。
上でご紹介したスキャルピングOKの国内FX会社2社もこのNDD方式を採用しています。
NDD方式の特徴
カバー取引(DD方式)の場合はFX会社が市場から売り買いをしていますが、NDD方式の場合は単に窓口となっているだけなので、国内FX会社のように個人の損益によって金銭の負担をすることはありません。
NDD方式では収益を稼ぐ方法は手数料のみです。そのかわり手数料を高くして一定の利益が確保できるようになっています。国内FX会社のスプレッドが狭い理由は「個人の損益を利用して利益を上げることが可能だから」とも言えます。

国内FX会社はある意味で「顧客のお金を運用」して利益を出してるよ
また、NDD方式はストレートに注文を通すためにサーバー負荷が少なく約定力が高まるというメリットがあります。
つまり、スキャルをされても「利益の確保ができる仕組みである」「サービスが低下しない環境である」などの理由で海外FXはスキャルピングを受け入れることができています。
スキャルする時にオススメの海外FX会社
ご説明した通り、国内のFX会社に比べて海外FXはスプレッドが広くなりますが、高レバレッジを掛けれるためスキャルピングをするのであれば海外FXがお勧めです。
なお、海外FX会社の中でもサービスの違いがあり、それぞれの特徴を把握した上でスキャルピング用の口座を選びましょう。ここでは2つの特徴的な海外FX会社をご紹介します。
TITAN FX
スプレッドが狭くサーバーが安定
海外FXでスキャルピングをするならタイタンFXをお勧めします。タイタンFXでは「ブレード」というスプレッドが狭い口座を選びましょう。
スプレッド以外にも取引手数料が発生しますが、スプレッドの最安が0.1銭なので国内FX会社に匹敵する狭さと言えるでしょう。
なお、この取引手数料は確定申告時に経費として計上できる点もスキャルパー向きだと言えます。
XM Trading
XMポイント(ボーナス)が貯まる
XMはスプレッドの広さを「XMポイント」でカバーすることができます。取引をするごとにキックバックされるXMポイントは「スプレッドの半分近い額のボーナス」の価値があります。
取引回数の多いスキャルパーにとっては取引コストを下げる役割に加えて、XMポイント(ボーナス)が大量に貯まるので、ボーナスだけで勝負するトレードでも大きな利益を狙える可能性があります。
なお、注意点としては10分以上の取引でなければXMポイントを受け取る対象にはなりません。あまりにも短期間すぎるスキャルピングの場合はXMポイントは受け取ることはできないので注意しましょう。

スプレッドが狭いZERO講座ではXMポイントがもらえないので注意を!
XMでスキャルピングをする主な理由については下記の記事でご紹介しています。気になる方はこちらをご覧ください。
Source: スキャルピングFX大辞典
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